ミセスSDGs2026|大分代表 独占インタビュー

松崎 恵子(まつざき けいこ)大分代表

代表都道府県:大分
名前:松崎 恵子
職業:フリーランス
生年月日:1982年3月15日(44歳)
出身地:大分
身長:163cm
趣味:ハンドメイド
特技:ハンドメイド

ファイナリストに選ばれた時はどんな気持ちでしたか?

とても光栄に感じました。

一方で、正直なところ、当時はSDGsについてすべてを理解できているわけではありませんでした。

大会のビューティーキャンプ(BC)に参加し、改めてSDGsについて学ぶ中で、新しい知識が増えていくことに自分自身の成長を感じています。

ファイナリストに選ばれることがゴールではなく、そこからが新たなスタートなのだと実感しました。

あなたを一言で表すと、どんな人でしょうか?(理由もあわせて)

「染まれる人、染める人」です。

私は、その場の雰囲気やさまざまな環境に柔軟に適応できる人間だと思っています。

ただ周囲に「流される」のではなく、自分が共感できることには率先して行動し、仲間がいれば人と人との輪をつくろうとします。

これまで仕事を通して多くの方と関わってきたため、性別に関係なく、さまざまな方と良い関係を築いてきました。その一方で、人との関わりの中で傷ついた経験もあります。

それでも、自分や身近な人に降りかかる問題には目を背けず、全力で向き合うことを大切にしています。

「流される」ことには自分の意思がありませんが、「染まる」ことには自分の意思がある。

周囲から良い影響を受けながら、自分自身も誰かに良い影響を与えられる存在でありたい。そんな意味を込めて、私は「染まれる人、染める人」だと思っています。

SDGsの17のゴールの中で、特に共感しているゴールはどれですか?
その理由やご自身の体験を交えて教えてください。

私が特に共感しているのは、SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」です。

私は働くことが好きで、以前は長時間働いていた時期もありました。

つらいことや苦しいことがあっても、その先にある家族の笑顔を見ると、頑張って働くことそのものにやりがいを感じることができました。

現在はフリーランスとして、特定の時間や場所に縛られすぎない働き方を選んでいます。その選択の中心にいるのは、いつも娘です。

娘は現在、看護師を目指して学校に通っています。通学のための送迎時間を確保する必要があることも、私が現在の働き方を選んだ理由の一つです。

働く人自身がやりがいを感じながら、それぞれの家庭や生活に合った働き方を選択でき、その働きが社会や経済の成長にもつながっていく。

そんな社会になってほしいと思っています。

普段の生活の中で意識している「小さなSDGsの実践」はありますか?(例:エコバッグの利用、食品ロス削減、地域活動 など)

私にとって、エコバッグを持って買い物に行くこと、食品をできるだけ使い切ること、地域活動へ家族で参加することは、子どもの頃から自然に続けてきた習慣です。

近くにスーパーがない地域で育ち、商店へ買い物に行く時には、祖母が使っていた編みかごを持って出かけていました。

野菜や米は家の田畑で育てたものを収穫し、調理で出た野菜の皮や根などは堆肥づくりに活用していました。

地域の清掃やお祭りなども、大人だけではなく、子どもたちも準備から片付けまで一緒に参加していました。子ども服も兄弟姉妹で順番に着て、まだ使えるものは親戚へ譲ることが当たり前でした。

大人になった今も、その考え方は変わっていません。

現在では、古着回収の仕組みによって衣類が再利用されたり、取り組みによっては収益の一部がワクチン支援などに活用されたりすることもあります。

子どもの頃から当たり前のように続けてきた小さな行動が、今では地域だけでなく世界にもつながっていくことを知り、とても嬉しく、誇りに感じています。

あなたがミセスSDGsのグランプリに選ばれたら、
どのような社会的テーマに取り組みたいですか?

私は、SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」と、目標8「働きがいも経済成長も」に関わるテーマに取り組みたいです。

これまで自分自身が経験してきたつらい出来事の中には、決して私だけの問題ではなく、多くの女性が経験してきた社会的な課題もあると感じています。

「今では当たり前になった」と思われていることであっても、現実にはまだ十分に実現されていないことがあります。

もしグランプリに選ばれたなら、その現実を自分自身の経験とともに発信し、より多くの方に考えていただくきっかけをつくりたいです。

そして、たとえグランプリという結果に届かなかったとしても、伝えていきたい想いは変わりません。

あなたがもしSDGsの18項目目を作るとしたら、何を作りますか?

「心の豊かさ」です。

SDGsについて学び、実践していく中で、物質的な豊かさが広がる一方で、心の豊かさや余裕を持つことも、持続可能な社会には欠かせないのではないかと感じるようになりました。

便利なものが増え、生活の質が向上していても、心に余裕がなければ、周囲の人や社会の課題へ目を向けることが難しくなることがあります。

以前の私自身も、「SDGsは自分とは関係のないもの」「自分の生活で精一杯なのに、貧困や環境問題まで考える余裕はない」と感じていました。

しかし、SDGsについて知る中で、自分が昔から自然に続けてきた行動もSDGsにつながっていることに気づきました。

そして、それまでSDGsについて知ろうとしていなかった背景には、自分自身の心に余裕がなかったことも関係していたのではないかと思うようになりました。

一度立ち止まり、自分だけではなく周囲にも目を向けるためには、心の豊かさも大切です。

だからこそ、「心の豊かさ」を18番目のゴールとして掲げたいです。

お子さんや次の世代に伝えたい「持続可能な未来」のためのメッセージはありますか?

私より上の世代の方から「昔はこうだった」という話を聞く機会がよくあります。

私自身も子どもの頃から何度も聞いてきましたし、今では自分の子どもたちに「昔はこうだった」と伝える側になりました。

同じ話を何度も聞くことは、子どもの頃には退屈に感じることもありました。しかし今では、先人から受け継がれてきた知恵や経験の中には、持続可能な未来につながるものが数多くあると感じています。

例えば、米づくりです。

現在では学校で米ができるまでの過程を学び、田植えなどを体験する授業も行われています。しかし実際の米づくりには、田植えだけでなく、溝の掃除、草刈り、田んぼへ水を引く作業、肥料の選定、天候に応じた水位管理など、さまざまな工程があります。

教科書から知識を学ぶことも大切ですが、実際に経験してきた人の話を聞き、その経験に触れることで初めて分かることもあります。

情報や知識はとても大切です。

それと同じように、人から人へ受け継がれていく経験や知恵も、未来へ残していくべき大切な財産だと思っています。

ミセスSDGs日本大会へ向けての意気込みをお聞かせください。

「目指すはグランプリ!」

最初は、そう考えていました。

しかし、ビューティーキャンプ(BC)を通してファイナリストの仲間たちと関わる中で、私自身の考え方も少しずつ変わってきました。

以前は、グランプリを受賞することで自分の発信する言葉により大きな意味を持たせ、伝えたいことを多くの方へ届けられるのではないかと思っていました。

ですが、SDGsは一人だけで達成できるものではありません。

人と人、地域と地域、そして国と国が手を取り合い、それぞれが同じ未来へ向かって行動していくことが大切です。

そう考えると、この大会そのものも一つの小さな社会のように感じます。

グランプリを目指すという一つの目標を持ちながら、ファイナリスト全員がお互いを支え合い、それぞれの立場から行動していく姿は、2030年までの達成を目指すSDGsの考え方にも通じるものがあると思っています。

もちろん、グランプリを目指す気持ちは変わりません。

ただ、誰が受賞したとしても、グランプリはゴールではなく一つの通過点です。

私は、その先にある未来を見てみたい。

そのために、日本大会までの残された時間を全力で走り抜けたいと思います。

最後に、応援してくださる方々や社会に向けて一言メッセージをお願いします。

SNSなどを通して、たくさんの方から応援のメッセージをいただきました。

本当にありがとうございます。

出場が決まった当初は、「グランプリを獲りたい」という気持ちが一番にありました。

しかし、ファイナリストの仲間たちとビューティーキャンプ(BC)を重ね、SDGsについて学ぶ中で、私たちが目指すべきゴールはグランプリではなく、その先にある未来なのだと気づきました。

もちろん、グランプリを諦めたわけではありません。

たとえ受賞という結果に届かなかったとしても、この大会で得た経験や出会いは、私にとって大切な財産になります。そして、この経験があるからこそ、大会が終わった後にも伝えていけることがあると思っています。

大会への出場が決まってから今日までの間にも、地震や水害などさまざまな出来事がありました。ファイナリストの中にも、その影響を受けた方がいます。

だからこそ、誰か一人だけではなく、同じ目標に向かって挑戦している私たちファイナリスト全員を応援していただけたら嬉しいです。