第74回ミス・ユニバース世界大会(11月21日・タイ時間8:00am開催)に挑むミス・ユニバース・ジャパン2025 橋本佳央理(はしもと・かおり)さんが、11月19日に行われたナショナルコスチュームショーに登場した。
今年の日本代表の衣装を手がけたのは、「YOSHIMI OTANI DRESS」のデザイナーとして知られる大谷佳美氏。和の物語を現代アートとして再構築した一着が、会場の視線を一気にさらった。
テーマは日本の名作“鶴の恩返し”
2025年のナショナルコスチュームのテーマは、日本の昔話として広く知られる「鶴の恩返し」。
大谷氏は、このテーマを選んだ理由について次のように語っている。
「橋本さんは、大和撫子の精神を体現する女性。清らかさと美しさの中に、凛とした強さと謙虚さを秘めて
います。日本のみならず世界を魅了するエレガンスを持つ彼女が、“鶴”と重なりました」
さらに、大谷氏は物語に込めた象徴性についても言及した。
「“鶴の恩返し”には、女性が鶴へ姿を変えるという静けさの中のドラマがあります。その変化は、無償の
愛、そして真の美の象徴。純白の鶴に添えた神聖な朱は、静寂と情熱が共存する日本の心を映しています」
日本の美と魂を世界へ
大谷氏は、ミス・ユニバース・ジャパン2025 橋本さんの存在そのものが今回のテーマと響き合っていると
強調する。
「四季とともに国境を越えて飛び立つ鶴のように、伝統と革新をつなぎ、日本の美と魂を世界へ届けてほし
い。その姿こそ、橋本さんそのものです」
世界大会本番を前に、日本らしさと物語性の融合が強く印象づけられた今回の衣装。
当日のランウェイでは更に、どのように世界へ“日本の象徴”を示すのか、注目が集まっている。





















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