栃木の伝統工芸の着物を再生した作品をタイの世界大会で着用
第74回ミス・ユニバース世界大会(11月21日・タイ時間8:00am開催)に臨むミス・ユニバース・ジャパン2025 橋本佳央理(はしもと・かおり)さんは、11月15日に行われた事前審査会の面接において、「Fumika」デザイナー・加藤氏が制作した特別なジャケットを着用しました。
Fumika HP : https://fumikakimono.com/
このジャケットは、
「Kimono Reborn – 栃木の伝統工芸から生まれた一着」をテーマに制作されたもの。
栃木で受け継がれてきた伝統工芸の着物をほどき、軽さ・通気性・艶を生かしつつ、新しい衣服として再構築。着用される機会が失われ、本来なら処分されてしまうはずだった着物に再び命を吹き込み、“土地の記憶”を宿したリメイク作品として生まれ変わりました。
デザイナーの加藤氏は、日本代表の橋本佳央理さんが大切にしているテーマ
「地域の過疎化」と「都市とのギャップ」を一着の衣服として表現。
長い年月を生きた布の歴史、職人の手仕事の温度、土地に根付く記憶――。
それらを一つにまとめることで、「地域を守る」という静かな強さを宿した作品に仕上がっています。
伝統技術の継承とアップサイクルを軸に創作を続ける「Fumika」。
眠っていた日本の技術を“もう一度、世界へ”――
今回の衣装は、その姿勢を象徴する一着となりました。
今後、日本代表が世界の舞台でどのようなメッセージを届けるのか、期待が高まっています。





















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