
ミスコンテストの舞台で勝つために、見落とされがちでありながら最も重要な要素のひとつが「ヒール」だ。
立ち姿、歩き方、ターンの安定感、そして放たれるオーラ。そのすべては足元から始まる。
このたび日本ミスコンテスト協会が発表した公式コンテストヒール『KAGURA(カグラ)』の開発に、『ミス・ユニバーシティ2025』グランプリの飯田樺楽が参加していたことが明らかになった。
これまで多くの出場者たちは、海外製のコンテストヒールを個人で輸入するしかなかった。価格は高額になり、サイズ感も合うとは限らない。届くまでに時間がかかり、本番直前に慣れない靴で舞台に立つことも珍しくなかったという。
そんな状況を変えたい――。
現場を知る当事者の声から、このプロジェクトは動き出した。
グランプリが感じていた“足元の課題”
ミスユニバーシティ2025GPの飯田樺楽は、全国規模の舞台を経験してきたからこそ、ヒールの重要性を誰よりも理解している一人だ。
リハーサルは長時間に及び、ステージでは強い照明が当たる。わずかな不安定さが、姿勢や表情、自信にまで影響してしまう。
「もう少し日本人の足に合うものがあれば」「安心してターンができるものがあれば」――そうした思いは、多くの挑戦者が共有していた悩みでもあった。
開発段階では、ヒールの高さ、体重移動の感覚、見え方の美しさなど、実際の舞台を想定した細かな意見が反映された。
目指したのは、ただ華やかなだけの靴ではない。
履いた瞬間に姿勢が整い、自信が生まれる一足。
日本から、世界基準のヒールを
こうして完成した『KAGURA』は、日本人女性の足型に合わせた設計、長時間の使用に耐えるクッション性、どのドレスにも調和する洗練されたデザインが特徴だ。
さらに注目すべきは価格面。
これまで海外通販では5万円を超えることもあったコンテストヒールを、税込33,000円で提供。
加えて、ミスコンテスト経験者やこれから挑戦する女性には、特別価格の税込22,000円で販売される。
夢を目指す若い世代が、価格の壁で諦めることがないように――。
そんな思いもこのプロジェクトには込められている。
「一歩」が未来を変える
ステージでの一歩は、人生を変える一歩になる。
その瞬間を支える道具として、ヒールの役割は想像以上に大きい。
飯田樺楽というトップランナーが開発に関わった事実は、『KAGURA』が単なる新商品ではなく、挑戦者目線から生まれた実戦仕様の一足であることを物語っている。
日本ミスコンテスト協会は今後も、ウォーキングやパフォーマンスを支える公式アイテムの開発を進め、舞台へ向かう女性たちを総合的にバックアップしていくという。
夢を見るだけでなく、掴みにいくために。
その足元に、『KAGURA』という選択肢が加わった。




















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