ミセスSDGs2026|福井代表 独占インタビュー

花柳 楽龍(はなやぎ らくりゅう) 福井代表

代表都道府県:福井
名前:花柳 楽龍
職業:会社経営
生年月日:1981年2月21日(45歳)
出身地:東京
身長:160cm
趣味:日本舞踊
特技:航空機の操縦(パイロット)

ファイナリストに選ばれた時はどんな気持ちでしたか?

とても嬉しかったです。

同時に、選んでいただいたからこそ、「自分は何を伝え、何を次の世代に残すことができるのか」を改めて考えるようになりました。

これまで自分自身が経験してきたことを、より多くの方へ発信し、共感していただくことができれば、社会へ還元できる活動の機会や規模もさらに広げていけると思っています。

ファイナリストに選ばれたことは、私にとってゴールではなく、これから何ができるのかを考える大きな起点になりました。

あなたを一言で表すと、どんな人でしょうか?(理由もあわせて)

「好奇心旺盛に、新しいことへ挑戦し続ける人」です。

私は、一つのことだけにとらわれず、これまでさまざまなことに挑戦してきました。

日本舞踊という日本の伝統文化を受け継ぐ一方で、パイロットとして空の世界にも挑戦し、世界各地を訪れながら、多様な文化や価値観に触れてきました。

今回のコンテストへの挑戦も、その一つです。

これまでの経験を大切にしながら、これからも自分自身の新しい可能性を探し、挑戦し続けていきたいと思っています。

SDGsの17のゴールの中で、特に共感しているゴールはどれですか?
その理由やご自身の体験を交えて教えてください。

私が特に共感しているのは、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」です。

教育は、持続可能な未来をつくるための大切な土台だと考えています。

私はこれまで約50カ国を訪れる中で、生活環境や教育環境が十分に整っていない地域を訪れ、そこで暮らす子どもたちと出会ってきました。

どの国でも、子どもたちの目が輝いていたことが強く印象に残っています。

その一方で、生まれた国や家庭、地域など、自分自身では選ぶことのできない環境によって、受けられる教育や将来の選択肢に差が生まれている現実にも触れました。

また、私はこれまでキューバ、ミャンマー、ポーランドなどで、日本文化を表現する機会にも恵まれてきました。

異なる文化について知り、互いの文化や価値観を尊重することも、大切な学びの一つだと思っています。

どのような環境に生まれた子どもであっても、夢や希望を持ち、自分自身の未来を描けるように。

そのための一つのきっかけを届けられる活動を続けていきたいです。

普段の生活の中で意識している「小さなSDGsの実践」はありますか?(例:エコバッグの利用、食品ロス削減、地域活動 など)

普段から、マイ箸やマイボトル、折りたたみ式のエコバッグを持ち歩いています。

また、日本舞踊の世界では、着物や帯などを何世代にもわたって大切に受け継いで使う文化があります。

新しいものを次々と消費するのではなく、良いものを大切に使い、次の世代へ渡していく。

その考え方自体が、持続可能な暮らしにつながっていると感じています。

日常で着なくなった衣類についても、友人たちとまとめ、マニラの支援を必要としている地域へ定期的に届けています。

物を簡単に捨てるのではなく、必要としている人へつなぎ、できるだけ長く生かしていくことを大切にしています。

あなたがミセスSDGsのグランプリに選ばれたら、
どのような社会的テーマに取り組みたいですか?

日本の伝統文化を未来の子どもたちへつなぐ活動に取り組みたいです。

日本には、世界に誇ることのできる伝統文化が数多くあります。

日本舞踊だけではなく、着物の反物に込められた文様や、染め、織りなど、長い年月をかけて受け継がれてきた技術や文化があります。

その一方で、担い手や後継者の不足などによって、継承が難しくなっている文化もあります。

私自身、幼い頃から日本舞踊を学び、現在も舞台に立っているからこそ、文化は単に保存するだけではなく、次の世代が実際に触れ、「面白い」「もっと知りたい」「自分も受け継いでみたい」と思える環境をつくることが大切だと感じています。

子どもたちが日本文化に触れられる機会を増やし、文化を未来へつないでいく活動を広げていきたいです。

あなたがもしSDGsの18項目目を作るとしたら、何を作りますか?

「文化を未来へ継承する」です。

SDGsには、環境、貧困、教育、平和など、持続可能な社会をつくるための重要なテーマが掲げられています。

私はそこに、「私たちは何を大切にしてきたのか」「どのような文化や価値観を次の世代へ残していきたいのか」という視点も加えたいです。

文化が失われるということは、伝統芸能や技術が一つなくなることだけではありません。

そこに込められてきた歴史や先人の知恵、人を思いやる心、そして世代と世代をつないできた関係まで失われてしまう可能性があります。

だからこそ、大切な文化を守りながら、時代に合わせて次の世代へ受け継いでいく。

「文化を未来へ継承する」を、18番目のゴールとして掲げたいです。

お子さんや次の世代に伝えたい「持続可能な未来」のためのメッセージはありますか?

持続可能な未来は、私たち一人ひとりの日々の選択からつくられていくものだと思っています。

最初から大きなことをする必要はありません。

自分にできることを考え、小さくても一歩を踏み出し、その行動を積み重ねることが未来を変える力になります。

私は、所属するNPOの活動を通して、福井空港でパイロット仲間とともに、災害時の医療物資搬送を想定した実証活動にも関わっています。

また、日本各地の地方空港では、子どもたちにコックピットを見学してもらったり、小型航空機との綱引きなどを体験してもらったりする機会にも携わっています。

実際に飛行機に触れることで、空の世界を身近に感じてもらうこと。

そして、航空機は災害時に人や物を運ぶ役割も担うことができると知ってもらうこと。

そうした体験をきっかけに、「パイロットになりたい」という子どもの夢が、具体的な目標へと変わっていくこともあると思います。

触れ合った子どもたちの中から、未来のパイロットが一人でも多く生まれてくれたら嬉しいです。

私自身がこれまで経験してきたことを、誰かの未来につながる形へ変えていきたいと思っています。

ミセスSDGs日本大会へ向けての意気込みをお聞かせください。

日本文化を受け継いできた経験と、パイロットとしてさまざまな国や文化に触れてきた経験。

この二つを持つ私だからこそ、伝えられることがあると思っています。

「日本の素晴らしさを世界へ。そして、大切なものを次の世代へ。」

この想いを胸に、一人でも多くの方に、SDGsを自分自身にも関係することとして考えていただけるような存在になりたいです。

日本大会への出場を一つのゴールにするのではなく、この機会を未来につながる新たな活動のスタートにします。

福井代表として、自分らしく全力で挑戦します。

最後に、応援してくださる方々や社会に向けて一言メッセージをお願いします。

これまで私を支えてくださった多くの方々、そしてさまざまな経験を与えてくれた環境に、心から感謝しています。

これまで自分自身が得てきた経験や学びを、これからは社会や次の世代へつないでいきたいと思っています。

一人ひとりにできることは小さくても、その想いや行動がつながっていけば、未来を変える大きな力になると信じています。

一つしかないこの地球で、皆さまと一緒に力を合わせながら、持続可能な未来を実現していきたいです。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。