ミセスSDGs2026|山梨代表 独占インタビュー

石原 亜弥(いしはら あや)山梨代表

代表都道府県:山梨
名前:石原 亜弥
職業:弁護士
生年月日:1990年4月10日(36歳)
出身地:岐阜
身長:157cm
趣味:茶道、着物、オートバイ
特技:動画制作

ファイナリストに選ばれた時はどんな気持ちでしたか?

感謝の気持ちでいっぱいでした。

産後半年での挑戦ということもあり、大会への不安もありました。

それでも、いただいたご縁と期待を大切にし、山梨代表という名に恥じないよう、全力で挑戦したいと思いました。

あなたを一言で表すと、どんな人でしょうか?(理由もあわせて)

「とても涙もろい人」です。

映画の本編ではなく、告知映像だけでも泣いてしまうほど感情移入しやすい性格です。

弁護士という職業柄、物事を論理的に考えることは日常的に求められます。

一方で、最後に「行動したい」と自分を突き動かしているのは、誰かへの想いや悔しさ、嬉しさといった感情です。

論理的に考えながらも、最後は感情が原動力になる。

そこが私らしさだと思っています。

SDGsの17のゴールの中で、特に共感しているゴールはどれですか?
その理由やご自身の体験を交えて教えてください。

私が特に共感しているものの一つが、SDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」です。

私の夫はお笑い芸人で、お互いに仕事の時間が不規則で多忙ですが、育児は二人で分担しています。

日本の現行制度では、結婚する際に夫婦のどちらか一方が氏を改め、同じ氏を名乗る必要があります。

2024年の人口動態統計では、婚姻した夫婦の約94.1%が夫の氏を選択しています。

私たち夫婦は入籍する際に話し合い、「その月の収入が多かった方の氏にしよう」と決めました。その結果、夫が私の氏に変更することになりました。

今でもその話をすると、「婿養子なの?」「家業があるの?」と聞かれることがあります。

名字は一つの例ですが、「男性だから」「女性だから」と最初から選択肢を決めるのではなく、どちらを選んでもよく、当事者同士が自分たちで決められることが、もっと自然に受け入れられる社会になってほしいと思っています。

もう一つ強く共感しているのが、目標16「平和と公正をすべての人に」です。

弁護士として仕事をしていると、「法律のことが分からない」「誰に相談すればいいのか分からない」という理由から、不利益を受けたり、途中で諦めたりする方に出会います。

「知らないこと」を理由に誰かが取り残されることのない社会をつくりたい。

その想いから、起業家を法務面でサポートしたり、小学校で模擬裁判の授業を行ったりしています。

法律や制度を、必要としている人に届く形で伝えていくことが、私にできる社会貢献の一つだと考えています。

普段の生活の中で意識している「小さなSDGsの実践」はありますか?(例:エコバッグの利用、食品ロス削減、地域活動 など)

特に使用期間が短い育児用品は、周りの方から譲り受けたり、使わなくなった後に別の方へ譲ったりしています。

必要なものを循環させることで、廃棄物を減らせるだけでなく、家計の負担軽減にもつながっています。

そのほかにも、キーケースに取り付けたエコバッグを常に持ち歩くことや、規格外農産物を購入すること、節電、ごみの分別、リサイクルなど、日常生活の中で無理なく続けられることを意識しています。

SDGsを特別な活動として考えるのではなく、日々の選択を少し変えることから続けていきたいです。

あなたがミセスSDGsのグランプリに選ばれたら、
どのような社会的テーマに取り組みたいですか?

山梨で特に取り組みたいテーマの一つが、「飲酒運転の根絶」です。

山梨県では近年、人口10万人あたりの飲酒運転による人身交通事故発生件数が全国ワースト1位となった時期もあり、現在も飲酒運転の根絶に向けた取り組みが続けられています。

飲酒運転は、本人だけではなく、何の落ち度もない周囲の人たちの命や日常まで一瞬で奪いかねない行為です。

飲酒運転を「しない」「させない」「許さない」という意識を、より多くの方と共有できる活動に取り組みたいです。

また、働く女性として、母として、そして弁護士として、自分自身の経験や専門性を生かした発信を行い、女性や子どもを含むすべての人、そして企業のSDGsに対する理解を深める活動にも取り組んでいきたいです。

あなたがもしSDGsの18項目目を作るとしたら、何を作りますか?

「助けを求めることが恥ずかしくない社会に」です。

弁護士のもとへ相談に来られる方の中には、限界まで一人で我慢してから相談される方も少なくありません。

困った時に「助けて」と言えることも、持続可能な社会をつくるためには大切だと思っています。

法律について、「難しそう」「怖い」「弁護士に相談するほどではない」と感じてしまう方もいます。

しかし、本来、法律や制度は誰かの権利や生活を守るために存在するものです。

だからこそ私は、法律をもっと身近なものとして伝えていきたいです。

必要な時に助けを求めることができ、「知らなかった」という理由で夢や生活を諦める人を減らしていく。

そんな社会を18番目のゴールとして掲げたいです。

お子さんや次の世代に伝えたい「持続可能な未来」のためのメッセージはありますか?

子どもたちに、私たちの世代が決めた「正解」をそのまま残すのではなく、「自分で選べる未来がある」ということを伝えたいです。

どのような仕事をするのか。
どこで生きるのか。
どのような家族の形を選ぶのか。

時代が変われば、「当たり前」とされる価値観も変わっていきます。

だからこそ、次の世代には「こうしなければならない」ではなく、「私はこうしたい」と自分自身で選択できる社会を残したいです。

そのために私は、法律や制度をもっと身近なものとして伝え、一人ひとりが自分自身の権利や可能性を知るきっかけを届けていきたいです。

ミセスSDGs日本大会へ向けての意気込みをお聞かせください。

日本大会に向けた出会いや学びを通して、母になってからの4年間、いつの間にか人生の中心が完全に子どもになっていたことに気づきました。

もちろん、母として過ごす時間はかけがえのないものです。

一方で、この大会を通して素晴らしいファイナリストの仲間や運営、講師の皆さまから多くの刺激を受け、自分自身について改めて考える時間をいただいています。

母である自分も、弁護士である自分も、一人の女性として挑戦する自分も、すべて大切な私自身です。

日本大会では自分らしさを大切にしながら、この貴重な舞台を全力で楽しみたいと思います。

最後に、応援してくださる方々や社会に向けて一言メッセージをお願いします。

この大会を通していただいた、たくさんのご縁や学びに心から感謝しています。

いつも温かく見守ってくださる皆さま、そして山梨で激励してくださった多くの方々、本当にありがとうございます。

皆さまからいただいた応援を力に変え、山梨代表として日本大会の舞台に全身全霊で挑みます。

私自身の経験や想いをしっかりと届けられるよう、最後まで自分らしく全力で頑張ります。

応援よろしくお願いいたします。