ミセスSDGs2026|愛媛代表 独占インタビュー

川本 裕美(かわもと ひろみ)愛媛代表

代表都道府県:愛媛
名前:川本 裕美
職業:人材育成・キャリア支援/DX・AX支援
生年月日:1986年8月19日(40歳)
出身地:愛媛
身長:163cm
趣味:学び、読書、手帳、温泉、サウナ
特技:対話を通して、本人も気づいていない魅力や強み、可能性を見つけ、言葉にすること

ファイナリストに選ばれた時はどんな気持ちでしたか?

愛媛大会には、「何歳からでも、どのような環境にいても、一歩踏み出すことで未来は変えられる」ということを、私自身が挑戦する姿を通して伝えたいという想いで臨みました。

グランプリをいただき、日本大会のファイナリストに選ばれた時には、多くの方から「勇気をもらった」「私も一歩踏み出してみる」という言葉をいただきました。

自分自身の挑戦が、誰かの新たな一歩につながったことを心から嬉しく感じました。

同時に、次は「一歩踏み出そう」と伝えるだけではなく、誰もが実際に一歩を踏み出せる仕組みや環境をつくりたいと、強く思うようになりました。

一人の挑戦が、次の誰かの勇気になる。

そんな「挑戦の循環」を社会に生み出していきたいと、改めて決意しました。

あなたを一言で表すと、どんな人でしょうか?(理由もあわせて)

「人の魅力に光を当てる人」です。

私は、人と対話する中で、その方自身がまだ気づいていない魅力や強み、可能性を見つけ、それを言葉にして伝えることが大好きです。

これまで500名以上のキャリア支援に携わり、「私にもできるかもしれない」と表情が変わり、自分の未来に向かって行動していく姿を数多く見てきました。

もちろん、一歩踏み出した後にも、不安や迷いから立ち止まることがあります。

そんな時にも、その方自身の気持ちを受け止めながら、「どうすれば前へ進めるのか」を一緒に考え、成長していく姿を間近で見られることに大きな幸せを感じています。

一人ひとりの中にある「魅力という花」に光を当て、その人らしい未来へつなげていくことが、私の役割だと思っています。

SDGsの17のゴールの中で、特に共感しているゴールはどれですか?
その理由やご自身の体験を交えて教えてください。

私が特に共感しているのは、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」です。

私は12年間の専業主婦生活を経て社会復帰を考える中で、「もう一度社会で働きたい」と思っても、長いブランクや年齢、子育てとの両立など、さまざまな壁に直面しました。

どこへ行けば必要な情報や学びに出会えるのか、社会と再びつながるためのきっかけさえ見つけることに苦労しました。

そんな私に新たな選択肢と、一歩を踏み出す勇気を与えてくれたのが、学ぶ機会と人との出会いでした。

この経験から現在は、立場や環境にかかわらず誰もが無料で学べるコミュニティをつくり、女性や学生のキャリア形成や社会参画を支援しています。

学びを「学ぶだけ」で終わらせるのではなく、仕事や新たな挑戦、そして自立へとつなげていく。

誰もが自分の可能性を知り、自らの意思で人生を選択できる機会を持つことが大切だと考えています。

学びの機会を通して、SDGsの基本理念である「誰一人取り残さない」社会の実現につなげていきたいです。

普段の生活の中で意識している「小さなSDGsの実践」はありますか?(例:エコバッグの利用、食品ロス削減、地域活動 など)

私が日常の中で大切にしている小さなSDGsの実践は、目の前の方の話にしっかりと耳を傾けることです。

自分自身の価値観だけで相手を決めつけるのではなく、その方がどのような想いや背景を持っているのかを知ろうとすることを心がけています。

相手を受け入れ、理解しようとする小さな行動が、その方の自己肯定感を高め、自分の可能性を信じ、一歩を踏み出すきっかけになることがあります。

そうした日々の積み重ねも、「誰一人取り残さない」社会につながるSDGsの実践だと考えています。

私にとってSDGsは、特別な活動ではなく、日々どのように人と向き合うか、その積み重ねです。

あなたがミセスSDGsのグランプリに選ばれたら、
どのような社会的テーマに取り組みたいですか?

私が取り組みたい社会的テーマは、「誰もが自分の魅力に気づき、自分の可能性を諦めず、一歩を踏み出せる社会をつくること」です。

私は12年間、主に子育てを中心とした専業主婦生活を送ってきました。

子どもたちの成長をそばで見られる幸せを感じる一方で、子どもたちが成長していく中、自分自身は変化のない日々を過ごしているように感じ、「どうせ私なんて」と社会から取り残されたような気持ちになった時期もありました。

その後、十分なキャリアがない状態から社会復帰に挑戦する中で、一つのことに気づきました。

人が挑戦できない理由は、本人に勇気や能力がないからだけではありません。

学べる環境や必要な情報、相談できる人、背中を押してくれる仲間に、まだ出会えていないことも大きな要因です。

だから私は、挑戦する人に「もっと頑張って」と高い階段を登ることだけを求めるのではなく、挑戦へ向かう階段そのものを、もっとなだらかにしたいと考えています。

現在は女性や若者を中心に、学びやキャリア支援、地域とのつながりを通して、無料で学べる場所、相談できる人、仲間と出会える機会、そして学びを仕事や自立へつなげる仕組みづくりに取り組んでいます。

私自身の挑戦も、「自分が一歩踏み出す」ことから、「誰もが一歩を踏み出せる環境をつくる」ことへと変化してきました。

一歩踏み出した人が、今度は誰かの一歩を支える。
一人の挑戦が、次の誰かの勇気になる。

そんな「挑戦の循環」を愛媛から全国へ広げ、誰もが「私にもできる」と自分の可能性を信じ、一歩を踏み出せる社会をつくっていきたいです。

これはグランプリという結果にかかわらず、これからも継続して取り組んでいく、私の生涯のテーマです。

あなたがもしSDGsの18項目目を作るとしたら、何を作りますか?

18番目のゴールとして、「自分を知り、相手を知り、社会を知ろう」を掲げたいです。

SDGsの基本理念である「誰一人取り残さない」を実現するためには、まず自分自身の強みや価値観、可能性を知ることが大切だと思います。

そして、自分とは異なる相手の立場や背景、考え方を知り、その違いを尊重すること。

さらに、社会にどのような課題があるのかを知り、それを自分自身にも関係することとして考えること。

自分を知り、相手を知ることで、自分と社会とのつながりも見えてきます。

そして一人ひとりが、「自分には何ができるだろう」と考え、自分らしい行動を起こしていく。

「知ること」はゴールではなく、未来を変える一歩の始まりです。

その想いを、18番目のゴールとして掲げたいと思います。

お子さんや次の世代に伝えたい「持続可能な未来」のためのメッセージはありますか?

まずは一歩、「知ること」から始めてほしいです。

自分自身のことを知る。
自分とは違う誰かを知る。
そして、社会で起きていることを知る。

自分とは異なる立場や考え方、社会が抱えている課題から目を背けることなく、さまざまな角度から見つめ、理解を深めようとしてほしいと思います。

人生には、思い通りにいかないことや、立ち止まる時期もあります。

でも、今いる場所が未来のすべてではありません。

学ぶこと、人と出会うこと、そして小さくても行動してみることで、見える世界や選択肢は変わっていきます。

そして、あなたが踏み出した一歩や経験が、いつか誰かの勇気になることもあります。

自分自身の可能性も、誰かの可能性も諦めないでほしい。

一人ひとりが互いの違いを認め、それぞれの可能性を応援し合える。

そんな未来を、子どもたちや次の世代と一緒につくっていきたいです。

ミセスSDGs日本大会へ向けての意気込みをお聞かせください。

私の大好きな地元・愛媛は、穏やかな人々が暮らし、たくさんの愛に包まれた場所です。

そんな愛媛での活動を通して、この想いを全国へ広げていきたいです。

悩み、迷い、立ち止まりながらも、一歩ずつ前へ進んできた今があります。

決して華々しい経歴があったわけではありません。

だからこそ、等身大の私だから伝えられることがあると思っています。

愛媛代表として日本大会の舞台に立ち、これまで支えてくださった方々への感謝を胸に、自分自身と、目の前の人と、そして社会と全力で向き合います。

そして、「私にもできるかもしれない」と、誰かが自分自身の可能性を信じるきっかけになれたら嬉しいです。

「誰もが自分の魅力に気づき、自分の可能性を諦めず、一歩を踏み出せる社会」を実現するため、全力で挑戦します。

最後に、応援してくださる方々や社会に向けて一言メッセージをお願いします。

いつもたくさんの温かい応援を、本当にありがとうございます。

お一人おひとりからいただいた言葉やメッセージ、そしてお心遣いに、心より感謝しています。

私一人の力でできることは、ほんのわずかかもしれません。

それでも、未熟な自分自身も受け入れ、理想と現実の間で悩みながら、「どうすれば誰もが自分らしく、幸せに生きられる社会をつくれるのか」を考え、行動し続けたいと思っています。

一人ひとりが自分の可能性を信じ、「私にもできる」と未来に希望を持てる社会をつくるために、この挑戦を誰かの新しい一歩へつなげていきます。

一人で頑張らなくてもいい。
立ち止まってもいい。

まずは、「知ること」から始めましょう。

一緒に、自分たちらしい一歩を踏み出していきましょう。