高橋さんにとってのミスユニバースとは
私にとってミスユニバースとは、生きる力でした。幼い頃から「変わっている」「日本人らしさが足りない」と言われることが多かった私は、いつしか自分自身を追い込み、私なんて生きていても仕方ないと思うことが増えていきました。そんな時に出会ったのが、ミスユニバース。森理世さんが世界一になったニュースを見て、今まで人と違うことでたくさん辛い思いをしてきたけれど「個性とは世界で戦う為の強みになる」と気付きました。そしてミスユニバースになるという夢を追いかけることが、私の生きる力になっていきました。
ミスユニバースジャパンへの挑戦を終え、その経験から人生をかけて達成したい夢を見つけることが出来ました。日本代表になる夢は叶わなかったけれど、これからも力強く、私らしく、全力で自分の人生を歩んでいこうと思っています。
ミスユニバースへの想い
私は昨年のミスユニバースジャパンへの挑戦で、世界一になるという想いだけは、誰にも負けないと思っていました。それ程、私にとってミスユニバースは大きなものであり、想い入れの強いものです。
ミスユニバースは最高のエンターテイメントであり、女性の成長ドラマの詰め合わせであり、権力や富、名声が渦巻く舞台でもあり…夢のような世界であると同時に、綺麗事だけでは済まされない、ある意味とても人間臭い世界でもあります。私も昨年その現実に苦しんだこともありましたが、全て含めてもやっぱりミスユニバースが好き。これからも私の「ミスユニバースへの想い(愛)」は続いていくと思います。
ミスユニバース神奈川代表としての1年を振り返って
素晴らしい経験と同じくらい、辛いこともたくさんあった1年でした。ですが間違いなく言えることは「2016年に神奈川代表としてミスユニバースジャパンに挑戦して良かった」ということ。
自分の夢を追いかけているだけなのに、多くの方が応援して下さいました。頑張る力を下さいました。私の挑戦する姿を見て「力をもらっています」と言って下さる方々がいました。私が神奈川代表として過ごした日々が、誰かの夢を応援したり頑張るきっかけになっていたなら、こんな嬉しいことはありません。
本気の人には、本気の味方が現れる。私はそう思っています。日本一への挑戦は終わりましたが、私は今でもミスユニバースに対して妥協はしません。神奈川大会に限らず、本気の人の助けになれるような2016年度神奈川代表でありたいと思います。そしてこの2017年度の神奈川大会で、本気の人の頭上にティアラが輝くと信じています。
最後になりましたが、私の挑戦を近くで支えてくれた家族、友人、そして2年間一緒に私の夢に向かって走ってくれた恩師の原綾子さんに、この場をお借りして感謝を伝えたいと思います。本物に本当に、ありがとうございました。