柚木 麻央 (ゆずき まお)東京代表
所属: 学習院女子大学 国際文化交流学部 国際コミュニケーション学科
生年月日: 2006/09/15 18歳
出身地: 千葉県
身長: 162cm
趣味: いろんなバックグラウンドを持つ人の話を聴きに行くこと
特技: 英語スピーチ
セミファイナリストに選ばれた時はどんな気持ちでしたか?
私は以前、都道府県大会でファイナリストに選ばれましたが、大会直前に辞退してしまった経験があります。その時に「挑戦しなかった後悔」が強く残っていました。だからこそ、今回もう一度チャンスをいただけると知った時、迷わず「今度こそ挑戦したい」と思いました。
あなたを一言で表すと、どんな人でしょうか?(理由もあわせて)
「挑戦者」です。人前に出ることも自己主張も得意ではなく、特別なバックグラウンドがあるわけでもありません。だからこそ、自分だけ「普通の人」に思えて引け目を感じることもありました。けれど、何も持っていないからこそ自分色に染められる強さがあると気づきました。ステージに立つ前は不安や葛藤でいっぱいですが、いざ立つと不思議なほど「自分が輝ける」と感じられる。この感覚が私の魅力だと思っています。
小さい頃のあなたはどんな子でしたか?
いろんなことに興味を持ち、人がやっていることを「自分もやってみたい」と工夫して挑戦する子でした。できるまでの過程そのものを楽しむタイプでした。
あなたのチャームポイントを教えてください
「ほくろ」と「三白眼」です。顔のほくろは美容的には少ない方が良いと言われることもありますが、私にとっては唯一無二の個性です。特に左顔のほくろは、つなげると夏の大三角形になるんです(笑)。
また三白眼はずっとコンプレックスでした。黒目を大きく見せるカラコンを試したこともありましたが、結局「それは私らしくない」と感じました。今では、鋭さや妖艶さを出せる自分の目が気に入っています。
今までの学生生活で一番頑張ったことを教えてください
生徒会長や部長として組織をまとめることと、英語のスピーチコンテストです。
部活動では約60名の部員一人ひとりの性格や強みをノートに書き留め、適切なコミュニケーションを心がけました。その中で「リーダーは孤独を受け入れ、組織のために俯瞰して動く存在である」と学びました。
また、英語のスピーチコンテストにも情熱を注ぎました。河川敷で一人練習を重ね、「絶対に優勝する」という強い思いで挑戦しました。素人であっても努力すれば道を切り拓けることを示したかったからです。その経験を通じて、仲間と切磋琢磨する喜びと、自らが挑戦する姿勢の大切さを学びました。
憧れている(目標にしている)人物を教えてください
BTSのRMさんです。国連でのスピーチで語った “No matter who you are, where you’re from, your skin color, your gender identity: just speak yourself.” という言葉に強く影響を受けました。自分が何者なのか見失いそうになった時、この言葉を思い出し「等身大の自分を認めてあげよう」と思えるようになりました。
世界や日本で起きている問題の中で、特に関心のあることは何ですか?
ジェンダーの不平等やSRHR(性と生殖に関する健康と権利)です。
そして、世界は対話によって平和に近づけるという信念があります。非暴力コミュニケーション(NVC)のように、互いを理解し尊重する対話が、問題解決の大きな力になると信じています。
あなたが「ミスユニバーシティ」になったら、どんなことに挑戦したいですか?
「等身大の大学生でも社会に役立てることがある」ということを伝えていきたいです。誰一人同じ人はいないのに、型にはまらなければ排除されるような風潮がある。けれど本当は「みんな違う=みんなマイノリティ」なんだと思います。だから私は、自分のありのままを表現しながら、ジェンダーや教育について同世代と一緒に発信していきたいです。
将来の夢や今後の目標について教えてください
将来はさまざまな国に足を運び、その国で暮らす人々の声を聞きながら、ジェンダーや教育に関わる活動をしていきたいです。文化や背景が違っても「一人ひとりが自分らしく生きられる社会」をつくることに貢献するのが目標です。
ミスユニバーシティ日本大会へ向けての意気込みをお聞かせください
ミスユニバーシティ日本大会では、「等身大の大学生でも社会に貢献できることがある」という想いを全力で伝えたいです。私は特別なバックグラウンドを持っているわけではありませんが、だからこそ、自分にしかできない形で挑戦し続ける姿を見せたいと思っています。
大会を通じて、ジェンダーや教育に関する発信をさらに広げ、同世代の仲間と共に社会課題に向き合えるきっかけをつくりたいです。自分自身の可能性を信じ、そして一人でも多くの方に「私も挑戦してみたい」と思っていただけるような存在を目指します。
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