――アナウンサーとして入社する前から、SNSのフォロワーが1万人近くいましたよね?
大学時代に日本一の女子大生を決める『ミスユニバーシティ2020』に出場したことがあって、そのときから使っているアカウントなんです。ミスコンって実は、SNSでの発信力も重視されるので、かなりマメに投稿を頑張っていました。結果は、準グランプリでしたが、そのときにMCをされていたのが元TBSアナウンサーで現在はフリーとして活躍されている林みなほさんで、林さんが大会終了後DMで「大仁田さんは、アナウンサーに興味ある?」とメッセージを下さったんです。そこで初めて、自分とは無縁だと思っていたアナウンサーという職業を意識するようになり、その後林さんに発声練習やエントリーシートも見ていただいたき、本当にお世話になりました。
――神戸大学では、何を専攻していたのですか?
神戸大学では、国際人間科学部の身体表現コースに所属していました。バレエやコンテンポラリーダンスなど身体を使った表現や、その歴史について学んでいました。
身体表現というと難しく捉えられがちなのですがそんなことはないんです。私の恩師は常に、「何事も形にとらわれるな」と言ってくださって、このことは今、私がアナウンサーとして働かせていただく上でも座右の銘になっています。これが正しいとか間違いだと決めつけるのではなく、自分が感じたビートをそのまま表現すればいいと指導していただきました。
――特に印象に残っている授業ってありますか?
「空気を抱く」ですね。本当に1時間空気を抱くだけの授業があって、バレエだけでなく、スポーツコースや音楽コースの方々も出席していたので、筋骨隆々の体育会系の友人たちも一生懸命、無我夢中で空気を抱いていたのが本当に思い出に残っています。
大仁田美咲(おおにた みさき)さんは、2000年9月23日生まれ、兵庫県明石市出身のアナウンサーです。神戸大学国際人間科学部を卒業後、2023年に朝日放送テレビ(ABCテレビ)に入社しました。在学中の2020年には、全国の大学生や専門学校生を対象としたコンテスト「ミスユニバーシティ」で準グランプリを受賞しています。
入社後は、2023年7月5日に朝の情報番組『おはよう朝日です』で初鳴きを果たし、同年9月2日からは全国ネットの番組『朝だ!生です旅サラダ』にレギュラー出演しています。また、『newsおかえり』などの番組にも出演し、多方面で活躍しています。
趣味は酒蔵巡りで、日本ソムリエ協会公認の「SAKE DIPLOMA」の資格を持つほどの日本酒好きとして知られています。さらに、幼少期から高校までクラシックバレエに打ち込んでおり、芸術への造詣も深いです。プロ野球では阪神タイガースのファンで、特に林威助選手を応援していたと語っています。
学生時代には「学生アナウンス大賞」に挑戦し、ファイナリストに選ばれた経験があります。この経験がきっかけでアナウンサーを志すようになり、アナウンススクールにも通い始めました。また、2023年には『M-1グランプリ』のリポーターも務めるなど、活動の幅を広げています。
なお、名字の「大仁田」からプロレスラーの大仁田厚さんとの関係が取り沙汰されることがありますが、血縁関係はないとのことです。
彼女の最新の活動や日常については、公式Instagram(@misaki_onita)で発信されています。
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