タイ・バンコクで開催された第14回世界大会。エクアドルが準優勝、オランダが第3位。日本はタレント審査TOP7とナショナルディレクター賞を獲得
2026年11月4日
一般財団法人日本ミスコンテスト協会 ニュース編集部
ミス・グランド・インターナショナル2026、タンザニア代表が世界一
2026年10月10日、タイ・バンコクで国際ミスコンテスト「ミス・グランド・インターナショナル2026(Miss Grand International 2026)」の世界大会決勝が開催され、タンザニア代表のジハン・モヒン・ディマック(Jihan Mohin Dimachk)さんがグランプリに輝いた。
今大会には世界各国・地域から80人の代表が参加。ジハンさんは水着審査、イブニングガウン審査、スピーチ、質疑応答などを経て、世界一の栄冠を手にした。
大会はタイ・バンコクの商業施設Bravo BKK内にあるMGI Hallで開催され、世界中のファンがオンライン配信を通じて大会を見守った。
優勝したジハンさんには、2025年の世界女王であるフィリピン代表エマ・メアリー・ティグラオ(Emma Mary Tiglao)さんから王冠が引き継がれた。
タンザニア代表の優勝は、アフリカ地域のミスコンテスト業界にとっても注目すべき結果となった。
ミス・グランド・インターナショナル2026 世界大会最終結果
2026年大会の上位入賞者は以下のとおり。
| 順位 | 国・地域 | 代表者 |
|---|---|---|
| 優勝 | タンザニア | Jihan Mohin Dimachk |
| 準優勝 | エクアドル | Shyare Andrade |
| 第3位 | オランダ | Beau Megan Goos |
| 第4位 | グアテマラ | Ximena Carrillo |
| 第5位 | ベトナム | Emoura Pham |
さらに、タイ、プエルトリコ、メキシコ、コートジボワール、キューバ、ベネズエラの6か国が5th Runner-Upに選出された。
アジアからはベトナムがTOP5に進出し、開催国タイも上位入賞を果たした。
世界一のジハン・モヒン・ディマックさんとは?
今回の世界大会で優勝したジハン・モヒン・ディマックさんは、タンザニア出身のモデルとして活動してきた女性である。
彼女のミスコンテスト歴は長く、2014年のミス・タンザニアで第3位に入賞した経験を持つ。
その後、2016年にはミス・ユニバース・タンザニアのタイトルを獲得し、ミス・ユニバース世界大会にも挑戦した。
国際大会への挑戦から約10年を経て、2026年にミス・グランド・タンザニアの代表に選出され、今回の世界大会でグランプリを獲得した。
若い時期にミスコンテストへ挑戦した経験を持つ女性が、キャリアを重ねた後に再び国際大会の頂点に立ったという点でも注目されている。
今回の優勝は、ミスコンテストにおいて経験、成長、表現力などが重要な要素となることを示す事例といえる。
最終審査で語った「強い女性」の条件
今大会の最終審査では、TOP5に進出した代表者に対して、強い女性とはどのような存在なのかを問う質問が行われた。
ジハンさんは、自身の母親を大きなインスピレーションとして挙げ、他者を思いやること、親切であること、周囲の人々に寄り添うことの重要性を伝えた。
一方、第5位に入賞したベトナム代表エモウラ・ファムさんは、人と人をつなぎ、他者に新しい機会を提供する存在としての女性像を表現した。
彼女は、ベトナムのメコンデルタ地域で橋を建設する社会貢献プロジェクトにも取り組んでいる。
今回の最終審査では、外見的な美しさだけでなく、社会に対する考え方や自身の経験を言葉で伝える力が問われた。
日本代表・千葉サラさんが世界大会に挑戦
日本からは、ミス・グランド・ジャパン2026の代表に選ばれた千葉サラ(Sara Chiba)さんが世界大会に出場した。
千葉さんは、日本で培ってきた少林寺拳法や剣道の経験を生かしたパフォーマンスを披露し、タレント審査でTOP7に選出された。
日本の武道を国際舞台で表現した今回の挑戦は、日本文化を世界へ発信する取り組みとしても注目される。
また、各国のナショナルディレクターによる大会運営や代表育成の取り組みを評価する「GRAND AWARD」において、日本はSILVER GRAND AWARDを受賞した。
日本代表の個人としての挑戦に加え、日本大会の運営体制も国際大会で評価された結果となった。
特別賞にも注目 人気投票・民族衣装・タレント審査
ミス・グランド・インターナショナルでは、総合順位だけでなく、さまざまな特別賞が設けられている。
2026年大会では、以下の代表者が主な特別賞を受賞した。
| 特別賞 | 受賞国・地域 |
|---|---|
| Popular Vote | タンザニア |
| Miss Popular Vote | エクアドル |
| The Country’s Power of the Year | エクアドル |
| Grand Talent Award | プエルトリコ |
| Best in Swimsuit | コートジボワール |
| Best National Costume | パキスタン、タイ、フィリピン、香港 |
日本はナショナルディレクターを評価するGRAND AWARDでシルバー賞を獲得した。
こうした特別賞は、世界大会のさまざまな魅力を伝えるとともに、各国のファンが自国代表を応援する機会にもなっている。
ミス・グランド・インターナショナルとは?
ミス・グランド・インターナショナルは、2013年にタイで創設された国際ミスコンテストである。
創設者は、タイの実業家ナワット・イッサラグリシル(Nawat Itsaragrisil)氏。
同大会は「Stop the War and Violence」を理念として掲げ、世界平和や暴力のない社会へのメッセージを発信している。
一方、華やかなステージ演出、ファッション、ダンス、パフォーマンス、SNSを通じたファンとの交流など、エンターテインメント性を重視した大会運営も特徴となっている。
2026年大会は14回目の開催となり、世界各国から代表者が参加した。
世界中のファンが視聴 SNS時代の国際ミスコンテスト
今大会では、動画配信プラットフォームYouTubeの「GrandTV」を通じて世界大会の様子が配信された。
大会ではオープニングショー、タレントパフォーマンス、スピーチ、イブニングガウン審査など、さまざまな演出が展開された。
2025年の世界女王エマ・ティグラオさんによるオープニングパフォーマンスも注目を集めた。
近年、国際ミスコンテストでは、会場での観覧に加えて、SNSや動画配信を通じて世界中のファンが大会に参加する仕組みが広がっている。
ミス・グランド・インターナショナルでは、人気投票や特別賞、ライブ配信などを組み合わせることで、ファンが大会の進行に継続的な関心を持てる仕組みが設けられている。
こうした運営手法は、世界大会の認知度向上や各国代表のファンコミュニティ形成にもつながるものと考えられる。
アフリカ勢の優勝が示す国際ミスコンテストの広がり
今回のタンザニア代表の優勝は、世界各地域の代表者が国際舞台で活躍する機会の広がりを示す結果となった。
ミスコンテストでは、国や地域によって文化的背景、教育環境、表現方法、社会課題などが異なる。
その中で、各国代表が自国の文化や自身の経験を発信し、世界中の観客にメッセージを届けることは、国際大会の重要な役割の一つである。
また、今回の優勝者は過去にも国際大会に出場した経験を持つことから、一度の挑戦だけではなく、長期的なキャリア形成の中で世界大会に再挑戦することの意義も注目される。
日本ミスコンテスト協会が注目する国際大会の変化
一般財団法人日本ミスコンテスト協会では、国内外のミスコンテストに関する動向を継続的に紹介している。
今回のミス・グランド・インターナショナル2026では、特に以下の3点が注目される。
1. 経験を重ねた女性が世界大会で活躍
2016年にミス・ユニバースへ出場した経験を持つタンザニア代表が、約10年後に別の国際大会で世界一となった。
女性たちの挑戦が一度の大会で終わるものではなく、その後の人生やキャリアにつながることを示す事例である。
2. 各国の文化や特技を生かした表現
日本代表の武道パフォーマンスや、各国代表のナショナルコスチュームなど、それぞれの国の文化を生かした表現が披露された。
国際大会は、美しさを競う場であると同時に、文化交流の機会でもある。
3. SNSとファン参加型の大会運営
動画配信や人気投票、特別賞を活用することで、世界各国のファンが代表者を応援できる仕組みが構築されている。
ミスコンテストの価値を広げるうえで、出場者自身の発信力やデジタルメディアの活用は、今後も重要なテーマとなるだろう。
ミス・グランド・インターナショナル2026 大会概要
大会名: Miss Grand International 2026(ミス・グランド・インターナショナル2026)
開催日: 2026年10月10日
開催地: タイ・バンコク
会場: MGI Hall(Bravo BKK内)
大会回数: 第14回
参加者: 世界各国・地域から約80人
世界グランプリ: Jihan Mohin Dimachk(タンザニア)
準優勝: Shyare Andrade(エクアドル)
日本代表: 千葉サラ
日本の主な実績: タレント審査TOP7、SILVER GRAND AWARD受賞
主催: Miss Grand International Public Company Limited
まとめ
ミス・グランド・インターナショナル2026は、タンザニア代表ジハン・モヒン・ディマックさんの優勝で幕を閉じた。
世界大会への再挑戦を経て頂点に立ったジハンさんの経歴は、国際ミスコンテストの新たな魅力を伝えるものとなった。
また、日本代表の千葉サラさんは武道を生かしたパフォーマンスでタレント審査TOP7に選ばれ、日本のナショナルディレクターも国際的な評価を受けた。
世界大会の結果だけでなく、各国代表の社会活動や文化発信、SNSを通じたファンとの交流など、国際ミスコンテストの多様な価値が改めて注目された大会となった。
参考資料・情報源
- Miss Grand International公式サイト「Miss Grand International 2026」
https://missgrandinternational.com/halloffameyear/2026/ - Nation Thailand(2026年10月11日)
「Tanzania’s Jihan crowned 14th Miss Grand International titleholder」
https://www.nationthailand.com/life/entertainment/40072106 - GMA News(2026年10月11日)
「Jihan Mohin Dimachk of Tanzania is Miss Grand International 2026」
https://www.gmanetwork.com/news/lifestyle/content/1005472/jihan-mohin-dimachk-of-tanzania-is-miss-grand-international-2026/story/ - Tuoi Tre News(2026年10月11日)
「Tanzania takes Miss Grand International 2026 crown, Vietnam’s Emoura Pham finishes in top 5」
https://news.tuoitre.vn/tanzania-takes-miss-grand-international-2026-crown-vietnams-emoura-pham-finishes-in-top-5-103261011092846378.htm - Miss Grand Japan公式サイト「ミス・グランド・インターナショナル2026 結果発表」
https://www.missgrandjapan.com/news
※本記事は2026年11月4日時点で確認できる大会公式記録および国内外の報道に基づいています。



















コメントを残す